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富士フイルム、バリアングル液晶を搭載したミラーレスカメラ「FUJIFILM X-A7」
2019/09/13

富士フイルムは、「Xシリーズ」のミラーレスカメラとして「FUJIFILM X-A7」を発表。「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」をセットにしたレンズキットとして、10月下旬より発売する。
新開発の約2424万画素APS-Cサイズセンサーを搭載し、独自の色再現技術などとの組み合わせで高画質を実現したのが特徴だ。センサーには、データの高速読み出しが可能な銅配線を採用するとともに、像面位相差画素をセンサー全面に配置することで、AFの速度・精度を向上。動体追従AFや顔・瞳AFを快適に行うことができる。
また、感度設定はISO200~12800に対応。高感度撮影時の画質を向上させており、拡張感度設定のISO51200でもノイズの少ないクリアな写真を撮影できるという。
動画撮影では、30コマ/秒の滑らかな4K動画やハイスピード動画を撮影することが可能だ。連写性能は、高速が約6.0コマ/秒、低速が約3.0コマ/秒。
携帯性では、現行機「FUJIFILM X-A5」から約41g軽量化し、約320gのボディを実現。キットレンズ「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」と組み合わせても約455gと軽量で、持ち運びにもすぐれている。
背面モニターは、3.5型で16:9の大型ワイド液晶を搭載。一般的なスマートフォンと同等以上のタッチレスポンス性能を備え、直感的な操作を実現。快適な撮影をサポートする「タッチメニュー」を採用する。
さらに、「Xシリーズ」として初めて、モニターを自在なアングルに調整できる「バリアングル」構造を採用。最高輝度1000カンデラの明るさを持つ背面液晶モニターにより、高い視認性を実現。晴天時の屋外でも、被写体をはっきりと確認することができる。
無線通信は、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.2に対応。記録メディアはSDXCカード(最大512GB)を採用。バッテリー寿命は、スタンダードで約270枚、エコノミーが約440枚。
このほか、本体サイズは119.0(幅)×67.7(高さ)×41.1(奥行)mm。重量は約320g(付属バッテリー、メモリーカード含む)/約271g(本体のみ)。
ボディカラーは、シルバーとキャメルの2色を用意する。
直販価格は91260円。